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中華人民共和国、北京市東城区にあるチベット仏教寺院、雍和宮の本堂に相当する「雍和宮」に掲げられている扁額。4つの文字で「雍和宮」と書かれているが、右から順に #清(中国)の支配民族である満族の言語である満州語を満州文字で、 #清の多数民族である漢民族の言語である中国語を漢字で、 #チベット仏教の発祥国(当時は清の保護国)のチベットの言語であるチベット語をチベット文字で、 #第2のチベット仏教信仰民族であるモンゴル民族の言語モンゴル語をモンゴル文字で、 以上の4種類の文字で記載されている。なお、チベット文字だけは横書きのために、1音節ごとに区切って横書きされている。この他の諸堂や諸門の扁額もほとんど全て、この4つの文字で記載されている。紫禁城の扁額は満州文字と漢字の2つだけなのはチベット仏教と関係がないからであろう。なお、額の周囲には9頭の龍が彫られているが、これは龍が皇帝の象徴であると共に、9と言う数字が1桁最大の陽数(奇数)であるために、皇帝を象徴する数字であったからである。2006年3月26日に投稿者が撮影。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイル:Yonghe-gong Temple board.JPG」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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